三条ベースが考える
子供の居場所の必須条件
子供たちに「おっちゃん遊ぼ〜!」とせがまれて、はじめてナンジャモンジャを体験しました。
ルールはシンプル――初めてめくったキャラクターにはその場で名前を付け、再びカードが現れたら早く呼べば勝ち。
手札が多い人が最終的な勝者という、シンプルなルールです。
キャラクターに「マシュマロ!」や「スポンジ!」といった可愛らしい短い名前を次々と付ける子供たちに対し、僕はあえて存在しそうな氏名、たとえば「権田原耕一郎」「斉藤圭介」「朝倉義経」などを命名。
すると、僕が名付けたカードが出た瞬間、子供たちはあまりの意外さに言葉を失い、そのリアクションに場は一気に盛り上がりました。結果は惜しくも2位でしたが、子供たちとの真剣な勝負と笑い合うひとときは、何物にも代えがたい最高の時間でした。
三条ベースという子供たちが認める唯一無二の溜まり場は、駄菓子屋やスーパー、学校や塾とは異なる、本当に心から遊べる場所。ここは子供たちが自分たちだけの居場所として、無邪気で自由な時間を過ごすための大切な砦です。
子供たちは居場所というスペースが欲しいのではなく、『居場所』が欲しいんです。
【真の子供の居場所の条件】
・親に気を使わせない
・先生の目も気にならない
・自分の考えで話せる
・友達同士で来場できる
・大人になんでも言える
・悪い事したら叱られる
これが『子供の居場所』です。
親が付いてくるのは子供の居場所ではない。学校の目の届くのも子供の居場所ではない。
子供の居場所は、まちづくりツールではない。補助金事業でもない。収益目当てでやることでもない。
子供たちのために、どうなろうがやり遂げる覚悟を持って、まちぐるみで実現すること。
それが出来ているのが三条ベースです。
https://nanobrand.co.jp/sanjobase/index.html