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見附市でサメのフルコースを提供開始!

見附市「グランドール四季亭」、未利用魚活用プロジェクトでサメのフルコースを提供開始!

ホシザメ

見附市の料亭「グランドール四季亭」は、未利用魚を活用した日本食文化復活プロジェクトを開始し、縄文時代から食べられていたサメを活用し、現代版にアレンジしたフルコースを提供すると発表しました。

未利用魚活用プロジェクト

昨日は、見附市議会の佐野議長をはじめ、市議会議員や水産会社などプロジェクト関係者が一同に会し、貴重なサメのフルコースを堪能しました。

【新潟漁港で水揚げされるサメを使用】
サメは、新潟漁港で水揚げされるホシザメ、アブラツノザメ、ドチザメを使用。契約漁師から直接納入することで、鮮度と品質の高いサメ料理を提供します。

契約漁師より鮮度最高の鮫提供

【サメの魅力】
栄養価が高い: サメ肉はタンパク質が豊富で、カルシウムやビタミンDなども多く含まれています。
柔らかい食感: サメの身は柔らかく、クセがなく食べやすいのが特徴です。
捨てるところがない: 内臓や頭なども調理することで、無駄なく使い切ることができます。

【サメのフルコース】
サメのフルコースでは、刺身、揚げ物、煮物、吸い物、焼き物など、サメの様々な部位を使った料理が楽しめます。

【日本食文化の継承】
このプロジェクトを通じて、グランドール四季亭は、忘れられつつある日本の食文化を継承し、サメの魅力を再発見することを目指しています。

サメのフルコースは、2024年4月から予約受付開始です。詳細は、グランドール四季亭の公式サイトまたはお電話にてご確認ください。

【未利用魚から食卓の主役へ】
サメは、底引き網漁などで混獲されることが多い魚です。

グランドール四季亭
http://www.sikitei.co.jp/

しかし、現代人はサメの調理文化を失ってしまったため、その美味しさを知らない人が増え、流通に乗らず、価値が低い未利用魚となってしまっています。

しかし、サメには大きな可能性を秘めています。

【サメの潜在能力】
栄養価の高さ: サメ肉はタンパク質が豊富で、カルシウムやビタミンDなども多く含まれています。

調理のしやすさ: サメの身は柔らかく、クセがなく、様々な料理に活用できます。

【サメ利活用のメリット】

漁業関係者にとって:
未利用魚の価値向上による収入源の確保、漁獲量の多様化による経営安定化、次の世代への漁業の魅力向上

食文化にとって:
食材の多様化による食卓の豊かさ、忘れられつつある日本の食文化の継承、食糧自給率の向上

【サメ利活用の現状と課題】
近年、サメの利活用に関する取り組みが進んでいます。しかし、以下のような課題も存在します。

消費者の認知度不足: サメに対するネガティブなイメージ

調理方法の確立不足: サメ料理のレシピや調理方法の普及

流通体制の整備: 安定的な流通網の構築

【サメ利活用の未来】
これらの課題を克服することで、サメは未利用魚から食卓の主役へと躍進することができます。

関係者間の連携を強化し、消費者への情報発信や調理方法の普及、流通体制の整備などに取り組むことで、サメ利活用の更なる推進が期待されます。

サメ利活用の成功は、日本の漁業と食文化の未来を明るく照らすでしょう。

サメと縄文時代の食文化

縄文時代の貝塚からは、サメの骨や歯が出土しており、当時の人々がサメを食用にしていたことが分かっています。

サメは、栄養価が高く、様々な部位を調理して食べることができたため、貴重な食料源として重宝されていました。

サメ料理の変遷

しかし、時代とともにサメ料理は次第に忘れ去られていきました。

その原因としては、

他の魚介類の普及: 他の魚介類がより多く流通するようになり、サメの消費量が減少

調理方法の難しさ: サメ特有の臭みやクセを処理する調理方法が失われ、敬遠されるようになった

ネガティブなイメージ: サメに対する誤解や偏見が広まった
などが挙げられます。

サメ食文化の復活

近年、サメの利活用に関する取り組みが進み、サメ食文化の復活の機運が高まっています。

その背景には、

未利用魚の価値向上: 資源管理や食料自給率向上のため、未利用魚の活用が推進

健康志向の高まり: サメ肉の栄養価が見直され、健康食品としての注目度が高まる

食への冒険心: 従来の食文化にとらわれず、新しい食材に挑戦する人が増える

などの要因が挙げられます。

サメ食文化の未来

サメ食文化の復活には、
消費者の認知度向上: サメに対する正しい知識や魅力を伝える

調理方法の普及: 家庭でも簡単に調理できるレシピや方法を開発

流通体制の整備: 安定的な流通網を構築

などの課題を克服する必要があります。

しかし、これらの課題を克服することで、サメは再び日本の食卓に欠かせない存在となるでしょう。

縄文時代から続くサメ食文化の復活は、日本の食文化の多様性と豊かさを象徴する重要な出来事となるでしょう。

グランドール四季亭
http://www.sikitei.co.jp/

この記事を書いた人
NANOBRAND合同会社 代表社員 兼 CEO(仕組家) 1971年、新潟県三条市生まれ。メーカーでブランディング、商品開発を修得したのち2011年に現法人であるNANOBRAND.LLCの前身の事業、AND-ONを創業する。 社会課題解決型ビジネスで持続可能な未来を実現するため、3000社以上の経営者を支援し、民間企業連携による循環社会の形成や官民協働の仕組みを構築する。 2015年に立ち上げた三条ベースは、社会課題解決をテーマにしたソーシャルコミュニティスペースとなっており年間のべ1万人以上が来場する。現在は行政・団体からの視察受け入れや講演活動を精力的に展開する。
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