自分らしく活かされるためのブランディング

一方的な販売促進は『ギャンブル』に等しい。

事業目的が『売り上げアップ』なら、自ら販売促進をするべきではない。

売り上げが思わしくない、事業を続けるのが苦しくて辛いと思うのなら、自ら販売促進をするべきではない。

商売は世の中の為に必要な商品を研ぎ澄ませば、自ずと世の中に拡散するだけなのだから。

商品やサービスを、市場、お客様に与えなければ収益が生まれないのに、お客様より自社の売り上げを第一にして事業を回そうとするから『売り込み』になる。

売り込みの商売は、売れる事もあるし売れない事もある。

『売り上げ第一』の売り込みはギャンブルよりも悪い。

そんな、博打や賭け事のような商売を自ら選んで、各地の販促セミナーに足を運び、『売り込み思想』を植え付けられる経営者を見るたびに胸が苦しくなる。

それでは、生まれてきたお役目が果たせないからだ、世界に一つだけの花が咲かないからだ。

販売促進セミナーの多くはテーマを決めた手法の話にしか過ぎない。

多くのコンサルタントは、事業者の経営目的を見いだす事はせずに、手法の話しばかりに固執する。

テーマを決めて大人数に上辺な話をして高額な料金を得る。これが中身の無いコンサルタント手法。

それこそが、コンサルタント自体が売り込みをしているに過ぎない状態であり、販売手法に乗っ取った行為になるため、経営者は『学び』や『気づき』を連呼するが、本当の意味で自立出来る状態にはなかなかならない。

トップ経営者は『販売促進セミナー』に通わないという事実。

自立した経営者は販売促進セミナーには通わない。成功する経営者は事業目的地から明確にし、自身の計画を遂行するためにどのようなコンテンツを設けるべきかを情報収集し、事業を成長させてゆく。

トップ経営者の優先順位は『市場のニーズ』が最優先される。これは、摂理でしかない。

自社の売り上げを第一に販売手法を追いかけている経営者は、市場のニーズに応える事業をすることはない。あったとて、販売促進による一過性のものになる。

販売促進セミナーに向かない経営者は、セミナーに行かない方が得策

事業目的が社会のためでない経営者は販売促進セミナーには出ない方が良い。経営理念を社会のために作られない経営者も販売促進セミナーには出ない方が良い。

経営セミナーで陥る、売り込み思想で事業を悪化させる。

なぜなら、売り込み博打の自転車操業になってしまい、広告宣伝費や広報、SNS等々の『手法だらけの売り込み会社』を作る思考になってしまうからです。

苦境を脱出するには、世の中の為に活かされるしかない。

いま、事業が苦しいのは『売ろうとして売れないから』その苦境を抜け出したいと願うなら、本気で世の中の為に活かされる事業を展開するしかない。

その為に、私たちは世の中に生命を頂いたのだから。

この記事を書いた人
NANOBRAND合同会社 代表社員 兼 CEO(仕組家) 1971年、新潟県三条市生まれ。メーカーでブランディング、商品開発を修得したのち2011年に現法人であるNANOBRAND.LLCの前身の事業、AND-ONを創業する。 社会課題解決型ビジネスで持続可能な未来を実現するため、3000社以上の経営者を支援し、民間企業連携による循環社会の形成や官民協働の仕組みを構築する。 2015年に立ち上げた三条ベースは、社会課題解決をテーマにしたソーシャルコミュニティスペースとなっており年間のべ1万人以上が来場する。現在は行政・団体からの視察受け入れや講演活動を精力的に展開する。
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