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君が代は「生き方取扱説明書」~神代のご先祖様からのメッセージ~

君が代は「生き方取扱説明書」
~神代のご先祖様からのメッセージ~

建国記念日を前にして、兼ねてから考えていた「国家 君が代」の意味について書き記しました。
本内容に、共感いただいた方はシェア拡散いただいて構いません。

国家を教えない学校教育が問題になっているのを見受けますが、そもそも「君が代」の内容を理解していないのに教えられるわけもなく、君が代の意味や日本建国年(皇記2685年)などは親が子供に教えるべき「日本の社会常識」であるため、日本人であるなら覚えるべき最低限の社会常識もわからないような大人は、いくら知識人でも、社会的地位が高くても常識人ではないのです。

以上を踏まえてご一読いただけたら幸甚です。

【以下本文】

君が代は
千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔の蒸すまで

君が代は

『君』の語源は『キ』『ミ』に独立しており

国産みをしたご先祖さま
イザナキ(男神)
イザナミ(女神)
の語尾『キ』『ミ』を合わせた言葉である。

カタカムナでは
「キ」=気・エネルギー
「ミ」=光・実態となる
という意味になるので

君(キミ)という言葉には「エネルギーを具現化する」という役割があることが解る。これは、成人男女が持つ役割と等しい。
※成人男女とは「子供を産むことができる機能を」有している男女を指す。

古事記にある国産みの話からも、ニ柱(柱は神の単位)は成人であることが判明しています。

すなわち君が代の『君』は、成人の男女を指す言葉です。

代は、世ではなく代となる。
世は現在の姿
代は受け継いで来ている今であるので、意味合いとして『代』が正確である。

本文の『君が代は』の部分は

『現代を生きる成人の男女は』
となる。

「千代に八千代に」
千代とは「未来に続くように」
八千代とは「永遠に続くように」

カタカムナでは
チ「凝縮」
ヨ「新しい・陽」
ニ「圧力」
ヤ「飽和する」
チ「凝縮」
ヨ「新しい・陽」
ニ「圧力」

となり、「圧力の中で育まれた凝縮された新しい陽のエネルギーが飽和しても新しい陽のエネルギーを生み出し続ける」という意味となる。

現代語訳では「どんな状況でも新しい陽のエネルギーを生み出し続けてゆくように」となる。

さざれ石の巌となりて

さざれ石とは、小さな砂粒が自らの力で結びつき凝固する性質をもった我が国古来の鉱物であり、小さな砂粒を一人一人に見立てて「互いに手を結び、協力し合い、家族、まち、国となるように」大和をつくってゆくという願いが込められている。

カタカムナでは
サ「遮り・差」
ザ「内側を遮るモノ」
レ「消失する」
イ「伝わるもの・陰」
シ「示し・現象・死」
ノ「時間をかける」

イ「伝わるもの・陰」
ワ「調和」
オ「奥深く」
ト「統合」
ナ「核・重要なもの」
リ「離れる」
テ「発信・放射」

となり、「自分自身の心中を遮る(不安、焦り、怒り、妬み、嫉妬)などの陰の思念は、それぞれが大きく奥深く統合、調和することで消失し、大和はさらに広がってゆく」となる。

現代語訳では「自分を信じて、世の中に活かされるように、それぞれが手をつないで共に大和を作ってゆく」となります。

苔のむすまで

苔(コケ)とは「ジメジメした湿気(陰)の木や岩などの硬いもの(陽)のある場所で生息する」これは陰陽の関係であり男女の関係と共通する。ここでは次世代への想い、子供たちへ時代をつないでゆく重要性を説いている。苔が「生まれるまで」なのではなく「むすまで」の意味を知るとそれが理解できる。

むす+こ=むすこ(息子)
むす+め=むすめ(娘)

となり、「むす」は次世代につなぐ想いが込められた言葉であり、同じく「むす」つく言葉、結び(ムスヒ)とは「ムスヒ は、むすひは、神道における観念で、天地・万物を生成・発展・完成させる霊的な働き」とされ、イザナキ、イザナミの「国産み」と等しい「産む」役割が万人にもたらされていることが理解できる。

イザナキ、イザナミの語尾をとった「キミ」と同様に
「むすこ」「むすめ」の語尾を取ると「こめ(米)」になり
米で作った食が「おむすび(御産霊)」と名付けられたのも、先祖が子孫繁栄のために想い名付けたことが理解できる。

カタカムナでは

コ「転がり入・出」
ケ「放出する」
ノ「時間をかける」
ム「広がり」
ス「一方へ進む」
マ「受容・需要」
デ「内側に発信・放射する」

となり、「一方方向で次世代へ向かうエネルギーを放出して、女性の胎内に受容し、子々孫々までつないでゆくこと」を願う先祖の想いが伝わってくる。

現代語訳では
「大切な想いを子供たちに託し続けて行ってほしい」となる。

これは私見であるが
日本の国家の「君が代」は、日本だけの歌ではない。
いま、世界に生きる万人に向けた「本来の生き方」を忘れないように、ご先祖が残してくれた最高の「生き方取り扱い説明書」である。私たちは混沌とした現代を克服し、新たな時代につなぐために今一度、ご先祖様の意思を真摯に受け継ぐ必要がある。

君が代は
千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔の蒸すまで

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
君が代に託した
ご先祖からのメッセージ

現代を生きるみなさんへ
どんな状況でも明るい未来が続くように
各自が活かされ、みんなで協力し合って
想いを子供たちに託し続けてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2月11日は建国記念日
神武天皇が建国してから皇記2685年
世界で最も歴史の長い国が現在の「日本」ですが
解っているだけの情報で、その以前の縄文時代のご先祖様からの時代も鑑みれば1万6千年の歴史のある国となる。

現代を生きる我々がそう理解するればそうなる。

この長い歴史から見れば失われた30年や戦後80年などは、これから続く未来を考えれば「今ここで払拭する事案」であり、今ここで先人の残した「生き方取り扱い説明書 君が代」を万人が実行し、大調和を目指すことは、各人が今日から実行できることであり、その「さざれ石」が結んで「一枚岩」になることが「国産みそのもの」であると考えます。

NANOBRAND合同会社
CEO 高橋憲示

この記事を書いた人
NANOBRAND合同会社 代表社員 兼 CEO(仕組家) 1971年、新潟県三条市生まれ。メーカーでブランディング、商品開発を修得したのち2011年に現法人であるNANOBRAND.LLCの前身の事業、AND-ONを創業する。 社会課題解決型ビジネスで持続可能な未来を実現するため、3000社以上の経営者を支援し、民間企業連携による循環社会の形成や官民協働の仕組みを構築する。 2015年に立ち上げた三条ベースは、社会課題解決をテーマにしたソーシャルコミュニティスペースとなっており年間のべ1万人以上が来場する。現在は行政・団体からの視察受け入れや講演活動を精力的に展開する。
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