設立の目的
地域活動支援センター三条ベース
〜「課題相殺」と「贈与経済」で創る、新しい社会のインフラ〜
コンセプト:
三条ベースが目指すのは、地域ぐるみの「家計負担軽減」と「可処分所得向上」です。三条ベースは、単なる交流の場ではありません。NANOBRAND合同会社の事業支援ノウハウを活かし、地域住民が互いに支え合うことで「生活コストを下げる」ための実利的なシステムです。物価高騰や将来への不安がある現代において、私たちは「買わずに分け合う(贈与経済)」仕組みを通じて生活必需品やサービスを循環させます。これにより、支出を抑え、結果として各家庭の手元に残るお金(可処分所得)を増やす。三条ベースは、地域交流を経済的な豊かさに変換する、新しい社会基盤(インフラ)です。
地域を育む「3つの仕組み」
三条ベースは、市民が日常的に参加しやすい仕組みを通じて、まちぐるみの地域課題解決を実現する拠点です。物々交換による日用品費の削減とゴミの減量化、さらに放課後の居場所提供で保護者を育児から解放し生産性を向上。贈与経済の社会実装により、世帯の可処分所得と時間の最大化を支援します。
1.地域の見守り拠点
子供が認める居場所づくり
三条ベースでは、放課後の子どもたちが安全に過ごせる交流拠点を毎日無料で提供しています。駄菓子屋や卓球、レトロゲームコーナーなど、子どもたちがお小遣いの範囲で存分に楽しめる環境が整っており、近隣の子どもたちが「自分の居場所」として賑やかに集う場となっています。
この安心できる居場所があることで、保護者の皆様は育児タスクから一時的に解放され、仕事や家事に専念できる「自分自身の時間」を確保できます。家庭の経済的・精神的負担を軽減しながら、子どもたちの健やかな成長を地域全体で支える拠点です。
2. 物々交換所 ZUPPE
循環による家計支出の削減
「買う」を「もらう」へ。生活用品費の圧縮と環境負荷の低減を同時に実現。 サイズアウトした子供服、使わなくなった食器や生活雑貨など、まだ十分に使える物品を地域で循環させることで、本来新品の購入に必要だった支出をゼロにします。この仕組みは、家庭の可処分所得を向上させるだけでなく、まだ使用可能な物品の廃棄を抑制し、地域全体の「ゴミの減量化」に直結します。 単なるリサイクルを超えた「贈与経済」のコミュニティを通じて、住民の家計負担をダイレクトに軽減しながら、地球環境にも優しい持続可能な暮らしの形を提案しています。
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3. 不用品の再資源化
自立支援による社会コスト削減
ZUPPEに集まった和装着物や陶器等を、地域活動支援センターの利用者や、福祉の現場で選別・加工し再資源化することで、利用者の自立に向けた社会参画を支援します。この「課題相殺」の仕組みは、不用品をゴミにせず価値を再創出することで、行政のゴミ処理コスト(税金)を抑制し、地域全体の社会コストを最適化します。福祉と資源循環を繋ぐことで持続可能な地域運営を実現し、巡り巡って住民全員の利益と住みよい環境を維持します。
詳しくはこちら施設利用者のレビュー
子育て世代のレビュー
「放課後の安心と、家計への優しさが両立する場所」
小学生の息子が放課後によく利用しています。最近は共働きで帰宅が遅くなることもありますが、三条ベースなら駄菓子屋や遊び場があり、スタッフや地域の方の目もあるので安心して預けられます。2階のZUPPE(物々交換所)では、すぐにサイズアウトする子供服や学用品を譲り受けることができ、家計も本当に助かっています。「お互い様」という温かい雰囲気があるので、気兼ねなく利用できるのが嬉しいです。
福祉関係者のレビュー
「『支援される側』から『社会の一員』へ変わる場所」
地域活動支援センターとして利用させていただいています。一般的な施設とは違い、ここでは障がいを持つ方が駄菓子屋の運営や物々交換の整理に関わるなど、日常的に地域住民と接点を持てるのが最大の魅力です。「合理的配慮」が自然な形で存在し、利用者一人ひとりの個性が役割として活かされているのを実感します。単なる福祉施設ではなく、社会と繋がるための真の自立支援の場だと感じています。
シニア世代のレビュー
「役割を終えたものが誰かの役に立つ喜び」
子どもが独立し、家の中に使わない食器や生活用品が溢れていました。捨てるのは忍びないと思っていた時、ZUPPEで「必要な人に使ってもらえる」と知り、心が軽くなりました。ここに来ると元気な子どもたちの声が聞こえ、駄菓子を買いに来る子と何気ない会話をすることもあります。定年退職後、社会との接点が減っていましたが、ここに来れば自分の持ち物も、自分自身も、まだ誰かの役に立てるのだと感じさせてくれます。
各地のベースの紹介
三条ベースモデルに、その理念を共有する地域課題解決拠点が全国へ広がり、それぞれの地域の特色を活かした拠点が続々と誕生しています。
自社の事業を基盤とした「課題相殺」の取り組みは、単なる社会貢献を超え、地域から真に必要とされる持続可能なビジネスモデルとなります。現在、民間事業者や行政関係者より問い合わせ、視察申込を受けています。
地域社会に深く根ざし、事業を通じて未来を切り拓く「ベース事業」に関心をお持ちの皆様へ。まずは、各地で活躍するベースの事例をご覧ください。
関連事業のご紹介
衣類の譲渡会全国連絡協議会
〜衣類の循環で「家計の支援」と「ゴミの削減」を両立する〜 日本国内では、年間約15億着もの衣類が廃棄される一方で、児童・高齢・障がい福祉の現場では経済的困窮が深刻な課題となっています。本協議会は、この「廃棄衣類」と「貧困課題」を掛け合わせ、課題を相殺する「衣類譲渡会」の普及活動を推進しています。 私たちは、衣類購買費の30%削減を目標に掲げ、子育て世帯や困窮家庭の家計負担をダイレクトに軽減します。同時に、障がい福祉作業所と連携した仕分けや再資源化を行うことで、利用者の社会参画と自立を支援。社会課題解決に意欲のある企業・団体と共に、衣類を捨てずに分かち合う、持続可能な地域循環型社会の実現を目指しています。
詳しくはこちら 観葉盆栽の店 ハッパとハチ
〜植物と手しごとの器が彩る、やすらぎのグリーン空間〜 新潟県三条市にある「ハッパとハチ」は、観葉植物・多肉植物と「リメイク鉢」を専門に扱う、小さなジャングルのようなショップです。 最大の特徴は、地域活動支援センターの利用者が一つひとつ丁寧に仕上げた「リメイク鉢」です。ブランドカップや伝統ある陶磁器をアップサイクルした器は、すべてが一点もの。全品100円均一という手頃な価格で、植物との自由なコーディネートを楽しめます。 店内の植物はすべて植え替え済みのため、手間なくそのまま飾れるのも魅力です。手仕事の温もりが宿る器と個性豊かなグリーンの出会いを通じて、日常に自分らしい「癒しの空間」を添えてみませんか?
詳しくはこちら所在地
地域活動支援センター
三条ベース
所在地 〒955-0044
新潟県三条市田島1丁目17-9
連絡先 0256-55-1165
(11:00~18:00)
※視察については事前のアポイントメントをお願いします。
また、1団体10名以下にて2時間 5万円のアテンド費用を頂戴しますので予めご了承ください。
Director
高橋 憲示(タカハシケンヂ)
NANOBRAND合同会社
代表社員 CEO・仕組家
新潟大学非常勤 講師
三条ベース運営責任者 他
1971年新潟県三条市生まれ。メーカー勤務時代に商品開発・ブランディングを学び、2004年にグッドデザイン賞を受賞。2011年、AND-ON創業を経て、独自のブランド理論「NANOBRAND」を確立。これまでに全国3,000社以上の中小企業支援を行う。高橋憲示 プロフィールサイト