日本は貧困児童率が7人に一人、貧困層が2000万人となっています。 一方、衣類は年間15億着が廃棄され、その67％が埋め立て処分になっている現状 支援を必要とする支援課題を持つ障がい福祉、児童福祉、高齢福祉の対象者に対して、削減課題である衣類ゴミの減量化をすることで課題相殺をするために、私たちは「衣類譲渡会」の推進普及活動を行っています。 衣類購買費は一般家庭において年間10万円～15万円となっており、私たちはこの活動を通じて衣類購買費の30％を削減目標として実現を目指します。
日本は、子どもの貧困が深刻な問題となっています。2021年の調査では、17歳以下の子どもの相対的貧困率は11.5％に達しています。特にひとり親家庭の貧困率は48.1％と高く、教育や生活の機会が制限されることが多いです。この問題を解決するためには、社会全体での支援が必要です。
日本は高齢者の貧困が深刻な問題となっている。特に単身高齢女性の貧困率は44％に達し、年金だけでは生活が困難な状況です。少子高齢化が進む中、年金や貯蓄だけでは十分な生活を維持できない高齢者が増加しています。このため、社会全体での支援や雇用環境の改善が求められています。
障がいを持つ方々の貧困は深刻な問題です。日本では、障がい者の約56.1％が年収100万円以下で生活しており、相対的貧困率も高いです。就労機会が限られ、低賃金や短期離職が多いため、安定した収入を得るのが難しい現状であり、社会全体での支援や雇用環境の改善が求められています。
全国で衣類の譲渡会が注目されている理由は多岐にわたります。まず、環境保護の観点から、年間約15億着の衣類が廃棄される現状を改善し、環境負荷を軽減します。次に、経済的支援として、子育て家庭の衣類購買費を削減し、負担を軽減します。また、地域コミュニティの活性化に寄与し、持続可能な開発目標（SDGs）の推進にも貢献します。さらに、貧困層や経済的に困難な家庭への支援を通じて、社会課題の解決に寄与しています。このように、こども服の譲渡会は多方面での効果が期待され、全国的に注目されています。
洗濯工房ココアは、地域の衣類循環を促進するために、毎月第1・第3日曜日に衣類の譲渡会を開催しています。前橋市の上小出店で行われるこのイベントでは、ベビー服から小学生向けの衣類まで、幅広いアイテムが無償で提供されます。予約不要で誰でも参加可能です。福祉作業所と提携し、仕分けされた衣類を提供することで、環境保護と地域支援を目指しています。
ゼンドラ株式会社は、地域の子育て家庭を支援するために「こども服の譲渡会」を定期的に開催しています。このイベントでは、サイズアウトしたこども服を無料で回収し、必要な家庭に無償で提供します。これにより、環境保護と経済的支援を同時に実現し、地域コミュニティの活性化にも寄与しています。
群馬トヨタグループは、地域貢献活動の一環として「衣類の譲渡会」を定期的に開催しています。このイベントは、前橋市のクリーニング店「洗濯工房ココア」と提携し、まだ着られる衣類を無償で提供するものです。譲渡会では、子供服や婦人服、紳士服などが取り扱われ、地域の皆様に広く利用されています。環境保護と経済的支援を同時に実現し、地域コミュニティの活性化にも寄与しています。
【入会金】年会費: 10,000円
【入会条件】
・社会課題解決に意欲のある企業・団体・個人事業主
・当会の規約を理解し、承認した者
・反社会勢力などの団体に加盟またはつながりのない者
・当理事会において入会を認められた者
【入会方法】
①入会申込フォームを記入し、事務局へ送付
②理事会承認後、年会費を納入
【衣類譲渡会の開催】
①入会後、衣類譲渡会のルールや法令について説明
②衣類譲渡会の実施に関するアドバイス
③初回セットの提供（衣類1000着、のぼり2枚、パンフレット1000部）
【衣類の管理】
衣類譲渡会を重ねると大量の衣類が蓄積しますが、絶対に廃棄せず、置き場所に困った際は本部へ相談してください。
ご入会ご検討のみなさまへ
私たちは、衣類の循環で貧困格差をなくし、衣類ゴミの減量化を実現します。地域の貧困課題解決に共に取り組む企業・団体・個人事業主を募集しています。
一緒に社会課題を解決していきましょう！